丸の内という好立地に事務所をかまえ、手品と手相鑑定もでき、相談しやすいと有名な小野先生にインタビューをさせていただいた。
TV出演:スーパーニュース、スッキリ、ハッケン
所属弁護士会:東京弁護士会
先生が弁護士を志した理由は?
田舎育ちということもあり、私のまわりにそういった職業の人は全然いなかったので、最初は弁護士という職業はまったく頭にありませんでした。
たまたま進学校に入り、みんなが大学に行くとのことなんで、どこに行こうか考えました。
私は理数系が苦手で、理数を受験で使わない私立の文系に進むしかないなとなり、商学部や経済学部は数字を使うのでだめで、文学部は華やかそうでいいなと思うものの文学部に行って何になるんだろうなという疑問もあり、消去法で法学部に行くことを決めました。
せっかく法学部に行くのならちゃんとしたところに行きたいなという思いもありましたし、これまでの人生であまり勉強したことがなかったので、六法全書を片手に勉強するのもかっこいいなという憧れもありました。
いろいろ調べていったところ、法学部に行くと、弁護士や裁判官、検事になる道があるということが分かり、そこで初めて司法試験の存在を知りました。
次にどの学校に進めば受かりやすいのかを調べ、東大、中央、早稲田の御三家があることが分かり、結果中央大学に入りました。
中央大学は、司法試験の伝統校なので、司法試験合格を目指すサークルがたくさんありました。私はその中の1つに誘われて、入室試験を受けたら受かったので、そこに入りました。
そのサークルでは、出身の弁護士先生方が学生の面倒をみてくれました。毎週のように事務所に遊びに行っては、飲みにも連れて行ってくれたりもしました。
その中の1人の先生がお酒を飲むと「弁護士っていうのは、一緒に泣いたり、笑ったりできる唯一の職業だ!」と熱く語ってくれて、あぁ、この職業はいいなと思ったのがきっかけですね。
結局最初はその先生のところに就職しました。
小野先生の特徴って?
気軽に来ていただける雰囲気作りと利便性ですね。
私の集客方法が、世の中の人みんなと友達になって、「そういえば自分の友達の中に弁護士いたな」「マジックをやる弁護士さんいたな」と認知していただいて、悩み抱えられてる方が、気軽に寄っていただくことです。相談に来た方のお話を聞いて、スッキリしてもらって、銀座の街をぶらり帰ってもらえたらいいなという思いから、銀座の地に事務所をかまえました。
このエリアはお勤めの方が大変多いので、お昼休みにもチョロっと顔を出していただけるように、事務所に来やすい雰囲気作りも心がけています。
相談の多い分野は、離婚、相続系なのですが、離婚事件で、お母さまが小さいお子さんを連れてきてくれた時も、つまんなさそうにしてるので、相談が終わった後に「よくがんばったね」ってマジックショーをやってあげたり、手相鑑定なんかもやったりしています。
交通事故の相談もよく受けるのですが、後遺症の等級申請に関しては、専門でやっている行政書士さんがいるので、その方と連携して専門性をもって対応させていただいております。
今後の先生の目標を教えてください。
これまで通りというのはあるのですが、1人でも多くの人と知り合って、1人でも多くの人の手助けをしたいなというのがあります。
最終的には講演と執筆活動だけで食べていけたらいいな(笑)というのもありますが、性格上、人に会っていないと退屈しちゃうなというのもありますし、私は悩み苦しんでるのが性に合っているのかなと思います(笑)
特にこれから事務所を大きくしていくとか支店を出すとかそういうことはないのですが、いろいろな人と出会い、1人でも多くの人の助けとなっていきたいです。