食品メーカーのコンプライアンス問題の実績、ノウハウが豊富な天田先生に事務所の特徴や今後の業界についてなどインタビューさせていただいた。
資格
弁護士
通知税理士(東京国税局)
役職
東京弁護士会 労働法制特別委員会 委員(2010.03まで)
東京弁護士会 民事訴訟法問題特別委員会 委員(2014.03まで)
東京弁護士会 中小企業法律支援センター 委員(2017.03まで)
著書・論文
『新労働事件実務マニュアル(第2版)』 共著
『民事訴訟代理人の実務Ⅰ訴えの提起』 共著
『働くママを支援する最新制度とお金まるわかりガイド』 監修
所属弁護士会:東京弁護士会
先生が弁護士を志した理由は?
大学の法学部に入った時点では弁護士になりたいとは考えていませんでした。
法律を勉強していく中で興味をもったのと、元々会社勤めより独立願望があったので弁護士を目指すことにしました。
天田綜合法律事務所の特徴って?
当事務所では、食品メーカーのコンプライアンス問題を扱っています。
食品を売り出す時にパッケージの表示方法や広告に問題がないかなどを商品企画の段階から相談を受けて、法的なアドバイスをしています。また、一旦売り出した商品が行政処分を受けたときのお客様対応のサポートもしています。この食品コンプライアンスを扱っている事務所はまだ少なく、当事務所では、これまで取り扱ってきた件数も多いので、経験やノウハウが蓄積されていることは強みです。
また、公認会計士事務所と併設していますので、税務や会計などの分野をまたがる案件の対応が可能なのも特徴です。
相談に来ていただいた方には、分かりやすく丁寧な説明を心がけています。実際に依頼をいただいた際は、メールがきたらすぐに返信、私が不在中に着信があれば最短で折り返すなどのクイックレスポンスを心がけ、書面の作成も迅速且つ手を抜かないことを心がけています。
今後の弁護士業界とその中での先生の展望について教えてください。
弁護士が増えてきて、今までのいわゆる弁護士としての仕事とは違う仕事をする弁護士が増えてきています。例えば、企業に入ったり、自分で起業したり、広告や芸術の仕事をしているクリエーターのサポートをしたりなど新しい分野にどんどん参入していて、この傾向は進んでいくと思います。
いろいろと新しいことをやってはいますが、それは従来の弁護士が作ってきたことが基礎になっていることは間違いないので、そこを大切に守りながら徐々に対応できる分野を広げていけたらと考えています。